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25歳でタイで起業した女社長が体験した対人関係で変化したこと

みなさん、こんにちは。

2001年、25歳の時にタイで起業した前田千文です。

「女社長の海外起業と経営術を語るブログ」に

ご訪問頂きありがとうございます。

このブログにたどり着いたというあなたは

外国や海外での起業、 もしくは海外に住んでみたい…など

どんな理由があるかはわかりませんが、

海外に興味があり、かついつかは起業してみたいという方なのではないかと思います。

 

今日は、25歳で起業した私が、起業して対人関係で変化したことについてお伝えしたいと思います。

 

目次

起業したら人間関係が変わる?

25歳という年齢で起業すると、あることないことを言われる

 

私は起業した際に3つのないで起業しました。

それは…金ない、コネない、経験ない。

 

1,500バーツ(約4,500円)の水シャワーしかない、エアコンがないアパートに住み、

3.5バーツ(約10年)のエアコンがないバス(“赤バス”と言いました)を2つ乗り継いで

会社に通勤していました。

 

毎日が生きること…、会社をどうにかすることに精一杯で余裕がなかったと思います。

(当時の写真を見ると殺気が漂っています)

 

そして、

25歳で起業、海外で起業、女性

どんな印象がするでしょうか?

 

華やかな印象…勢いがある印象…甘い印象…

 

人によって感じ方は違うと思います。

応援してくれる人も多かったですが、それと同じくらい批判してくる人も多かったです。

 

若い女性でお涙頂戴で仕事が出来るから得だよね…

枕営業してるんでしょ?

 

こういったことを言われました。

一番ショックだったのは同性(女性)から言われたことでした。

そして、今まで仲が良かった人に陰で言われていたことにもショックを受けました。

 

こういった言葉に傷ついたり、一喜一憂したり、激しく落ち込んだり…

心のアップダウンが激しくて、自分で自分を潰すような感覚でした。

 

今になって思うことは、世の中は必ず2つの側面がセットである…ということです。

 

光と影

プラスとマイナス

評価と批判

賛成と反対

 

どちらかが強ければ強いほど、反対に引っ張る力も強くなる…

そう気付いてから心のアップダウンがなくなりました。

 

また、起業をした時点で

 

これから自分が身を置であろう環境

自分が経験するであろう物事や出来事

自分が手にするであろうお金

自分が出会うであろう人のレベル

 

これらが会社員であったときとは全くレベルが違うということを経験するのに

起業からそんなに時間がかかりませんでした。

 

大相撲

2015年の写真です。取引先のご厚意で、大相撲を砂かぶり席で観戦しました。力士の息遣い、手を伸ばせば目の前の力士が触れるほどの近さで観戦しました。

 

 

今では批判されればされるほど、その反面、賞賛されることも多くなる…。

生きている世界、生きている環境、私の立場は明らかに違うんだ…

このように捉えています。

 

起業する前(日本語教師、会社員だった時)と、起業した後で

私の交流関係は全く違うものになりました。

 

次のトピックと関連しますが

タイで知り合った会社員時代の友人で

付き合いがある人は1人もいないことをお伝えしておきます。

 

自分が置かれた環境と立場が違うと話が合わない

 

私は環境が人を創る…と常々思っているのですが

環境とは、その人が置かれた立場でもあるな…と思っています。

「置かれた」と書いていますが、

起業は自分の意志で「起業という環境、経営という環境に身を置く」ことになります。

 

立場はいろいろあります。

 

お母さんという立場、子供と言う立場、お父さんと言う立場、一般社員と言う立場、

管理職という立場、経営者と言う立場、学生という立場…

 

自分がいる立場により、考え方が変わってきて

一種、固定されてしまい、その固定されたものの見方から話しをするので話がかみ合わなくなってきます。

 

良い、悪い…という話ではないです。

 

時々、自社の社員と話しをしていると、面白いくらいに全く噛み合わない時があります。

(これは、会社員時代の友人と話していても同じ状況でした。)

判りやすいように、例え話を入れたり過去の経験を話したり…

それでも、相手はキョトーンとしていて、私の中では

私(前田千文)
なんで、わからない???

そう思うこともしばしば…

 

会社の方向性、私が望む会社の将来など…。

私が結果として自分の立場(=会社の経営者)で

モノの見方を押し付けるから判りたくても、判らないんだろうな…と。

 

相手の立場、状況、経験値などを考慮して

その人の目線に合わせた話しをしないといけないな…と反省しています。

 

・・・で私が会社員時代の友人と付き合いがなくなったのは

話が合わないだけではなく、

優先順位が人付き合いではなくなったからだと思います。

 

常に取捨選択した結果、“ただの人付き合い”はなくなる

 

以前、起業を目指す方から

起業してから気を付けていたことはありますか?

と聞かれました。

 

気をつけていたと言いましょうか…

必然的に、結果としてそうなってしまった…

ということはあります。

 

それは、物事は自分軸で考えて瞬時に選択することでした。

 

起業したての頃は、お金の余裕なし、時間の余裕なし、生きるか死ぬか…

みたいな感じで生活をしていました。

 

結果、友人の遊びのお誘いは全て断っていました。

はっきり言って友達と遊んでいる時間(+お金)(+心の余裕)が全くなくて、

 

その時間を、

 

仕事に充てたい

睡眠に充てたい

本を読む時間に充てたい

思考をクリアにする時間に充てたい

 

でした。

 

優先順位と生活が

「起業して、まずはきちんと安定飛行に乗せて、会社の経営をする」

でしたから、時間、体力、知力、お金を投入することになります。

1日は24時間ですし、これは全員に与えられた平等な時間ですから

その時間をできるだけ、会社経営に投入することになります。

 

そうすると、今までは仲が良かったのに付き合いが悪くなりますから

今日のトピックの冒頭にも書きましたが、悪口を言われるわけです。

 

アイツ起業したからって調子に乗ってる。

 

・・・で、常に何かを選択することを迫られていて、

その選択の基準が、あくまでも自分優先でした。

 

重要度に沿って選択はするのですが

その重要度の基準があくまでも自分主体。

私(前田千文)
○○ちゃん、どう思うかな?行かないとマズイよね?

ではなく、

私(前田千文)
私はどうするの?

 

会社の経営も自分の人生も大なり小なり、毎日何かを選択しています。

私、そしてこのブログの読者様の現在の状況は、日々の選択の積み重ねです。

それはほとんどは無意識です。

その小さな決断によって人生が創られているのではないでしょうか。

 

ドライバー

ありがたいことに通勤のストレスはありません。運転手がいます。車の中では、一人になれる時間なので、考え事をしていることが多いです。

 

まとめ

起業を選択した時点で、身を置く環境が変わる。

起業しただけで、周りからあることないことを言われる。

優先順位を明確にし、取捨選択を常にしないと起業は難しい。

起業すると、体験するであろう物事が劇的に変わる。

起業を目指す方のご参考になれば幸いです。


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