みなさん、こんにちは。
2001年、25歳の時にタイで起業した前田千文です。
「女社長の海外起業と経営と日常生活を語るブログ」にご訪問頂きありがとうございます。
バンコクから南東へ約140キロ。
バンコクからは車で2時間の道のりです。
古くからビーチリゾートとして栄えたパタヤ。
バーやクラブが多く「夜遊びの街」として有名ですが、
それは一部の地域だけで、そこを離れるとたいへん静かな海辺の街です。
私も夫も車で行けるビーチリゾートとして、よくパタヤを訪れます。
今日はBirds and Bees Resortをご紹介したいと思います。
以前ご紹介したInterContinental Pattayaに頻繁に滞在する前までは、
今日ご紹介するBirds and Bees Resortによく滞在していました。
パタヤのBirds and Bees Resort:詳細ガイドと特徴
Birds and Bees Resortはパタヤの中心地である
Pattaya Beach Road(ビーチロード)から南へ5キロ、
Phra Tamnak(プラタムナック)という丘の上に向かう途中にあります。
ホテルよりも併設されたレストランのCabbages & Condomsが有名です。
このレストランは、海沿いに建てられており、とても雰囲気が良いレストランです。
バンコクのスクンビットSoi12(BTSアソーク駅)にもお店があります。
もしかしたら、滞在したことはないけど、
レストランだけ入ったことがあるという方も多いかもしれません。
このホテルはタイで副首相を務めた
Mechai Viravaidya(ミーチャイ・ウィラバイダヤ)氏のよって設立されました。
Mechai Viravaidya氏はタイで著名な社会起業家です。
彼は急速な人口増加が農村開発を妨げていると考え、
正しい家族計画の知識を啓蒙するために、
1974年にNGO団体のPopulation and Community Development Association (PDA )を設立しました。
PDAは貧困削減と農村教育プログラム、大規模な農村開発と環境プログラム、
HIV/AIDS 予防活動を行っています。
Mechai Viravaidya 氏はNGO分野で多くの時間を費やしてきましたが、
タイ政府の上院議員および内閣のメンバーとして勤務し、
HIV/AIDS 予防政策を構築する責任者となりました。
1980年代後半、タイではHIV感染者が増加し、社会問題となりました。
Mechai Viravaidya 氏は性教育の重要性を唱え活動し、
コンドームは別名「Mechai」と呼ばれるほどです。
タイは2004 年までに新規 HIV 感染が 90% 減少しました。
2005 年、世界銀行は、これらの予防的取り組みにより、
全国で 770 万人の命が救われ、政府は治療費だけで 180 億米ドル以上を節約したと報告しました。
Mechai Viravaidya氏は、農村部の教育にも力を入れており、
子供たちが無料で学べるよう学校も設立しています。
PDAの財政的持続可能性を確保するために、
Cabbages &Condoms RestaurantやBirds and Bees Resortが運営されています。
ホテルに宿泊しながら社会貢献ができることに大きな特徴があると思います。
実体験レビュー:パタヤのBirds and Bees Resort滞在記
パタヤのBirds and Bees Resort:実際の雰囲気と施設の様子
Birds and Bees Resortは、Phra Tam Nak Rd.(プラタムナック通り)のSoi4の一番奥にあり、
目の前はPhra Tam Nak Beach(プラタムナック・ビーチ)になっています。
ビーチとしてはこぢんまりとしていますが、
地元の人や長期滞在の外国人がゆったりと散歩したり、
浜辺でのんびりしたりする姿が見られます。
毎朝、浜辺を清掃しており清潔なビーチです。
Birds and Bees Resortは、熱帯雨林に囲まれたリゾートになっており、
手入れされた綺麗なお庭に、点在して宿泊施設が建てられています。
プールも2か所あります。
リゾート内では、ウサギが飼育されており、愛らしい姿を見ることもできます。
リゾート内を散歩したり、Phra Tamnak Beachを朝晩歩くだけでもとても癒されます。
Birds and Bees Resortの客室種類と特徴
Birds and Bees Resortは全部で50室あり、
敷地の広さに対して客室が少なめでゆったりとしたつくりになっています。
お部屋のカテゴリーは細かく12のカテゴリーに分かれています。
子供から大人まで楽しめ、かつカップル、グループ、ファミリーでも滞在できるようになっています。
滞在目的や人数によって臨機応変に部屋を選択できるのは大きいと思います。
私は毎回、Phra Tam Nak Beachに面したBeachside Suiteに滞在しています。
Birds and Bees Resortのおすすめポイントとマイナスポイント
Birds and Bees Resortのおすすめポイント
Birds and Bees Resortのマイナスポイント
レビュー:Beachside Suite(ビーチサイドスイート)滞在記
Beachside Suiteはビラタイプになっており、リゾート内に2部屋のみになっています。
部屋番号901と902がBeachside Suiteとなっており、
何と言っても目の前にビーチが見えるのが大きな特徴です。
パタヤに滞在されたことがある人ならわかると思いますが、
ビーチは見えても、遠くに見える程度だったり、道路が目の前にあったりと、
本当の意味でビーチフロントのところは少ないです。
大きなベランダにはピクニックデスクとサンベッドがあり、
大きな樹の下になるため、日中でも日陰になり涼しく過ごすことができます。
ビーチまでも徒歩10秒ですので、
泳ぎたくなったらビラから歩いて手軽に行けるのも魅力です。
私は毎朝早起きして、人が少ないビーチを散歩し、その後ひと泳ぎしてビラに戻っていました。
シャワーは屋外にもあり、ビーチを眺めながらシャワーを浴び、
身づくろいを整えてから朝食を食べに行っていました。
滞在中はお天気にも恵まれ、美しい夕陽を見ながら飲んだビールが格別でした。
海風が吹き抜け、24時間波の音を聞きながら過ごせ贅沢な時間でした。
日が暮れると浜辺には誰もいなくなるため、完全に独り占め状態になるのも魅力です。
1日の多くの時間をこの場所で過ごしたのは言うまでもありません。
ビラはウッド調で落ち着いた作りになっており、
ベッドルームとリビングルームに分かれています。
バスルームも広々としたつ作りになっており、広い湯船とレインシャワーがあります。
お湯の出も問題ありません。
ただ、フロアがちょっと斜めになっており、
水はけは良いのですが排水溝に流れないのだけが気になります。
「こういうものだ」と思えれば良いのですが、
細かいことが気になる人はストレスになると思います。
ホテルとしては3星なので、
その点を考慮すれば滞在費用も含め満足のいく滞在になると思います。
冒頭でも述べた通り、ビーチに面したビラは珍しいです。
Beachfront Suiteのおすすめポイントとマイナスポイント
Beachfront Suiteのおすすめポイント
Beachfront Suiteのマイナスポイント
今回、2年ぶりに滞在したのですが、
設備が整った外国資本のホテルも良いのですが、
自然と融合した素朴なリゾートも素晴らしいと改めて実感しました。
パタヤのBirds and Bees Resort:基本情報
住所:366/11 Moo 12 Phra Tam Nak 4 Alley, Muang Pattaya, Bang Lamung District, Chon Buri 20150
Tel: +66 (38) 250-035
Facebook: https://www.facebook.com/birdsandbeesresort
HP: https://birdsandbeesresort.com/home
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