みなさん、こんにちは。
2001年、25歳の時にタイで起業した前田千文です。
「女社長の海外起業と経営と日常生活を語るブログ」にご訪問頂きありがとうございます。
今日ご紹介するのはイエンアカート通りにある「WORKSHOP Restaurant」です。
このレストランは、私が頻繁によく行くCagette Canteen & Deliの隣にあります。

通勤などでWORKSHOP Restaurantの前は頻繁に通るのですが、
Cagette Canteen & Deliが好きすぎて、このお店は入ったことがありませんでした。
WORKSHOP Restaurantのオープンは2020年6月だそうで、
約3年もの間1度も足を踏み入れたことがなかったのです。
数か月前に、今度トンローで
日本食のおまかせレストラン「割烹 夢」をオープンする早川ご夫妻が、
今日ご紹介するWORKSHOP Restaurantで食事を楽しんでおりました。
日本食のシェフである「早川直樹さん」は
タイの日本大使館の公邸料理人を務めた料理のプロです。
(早川さんご夫妻がオープンした「割烹 夢」)

(2023年8月8日オープン「割烹夢」のレビューはコチラ)

プロの料理人がおいしいというお店なので、行ってみました。
1度行き、WORKSHOP Restaurantのファンになり、
月に何度か足を運ぶようになりました。
WORKSHOPの魅力:ミシュラン経験シェフ、Clement Hernandezの創造力
WORKSHOP Restaurantは、バンコクのサトーン地区、
イエンアカート通りに位置するカジュアルなフレンチレストランです。

シェフのClement Hernandez氏は、
ミシュラン星付きレストランのJ’AIME by Jean-Michel Lorainで
10年以上の修行を積んだフランス出身の実力派です。


Clement Hernandez氏は
の 6つのポリシーを掲げ、
ファインダイニングの古い習慣やインスタ映えを中心に置くのではなく、
シンプルさと持続可能性を重視しています。
WORKSHOP Restaurantの店内の様子:バンコクの隠れ家
WORKSHOPの名の通り、レストラン、ギャラリー、
クリエイティブスペースとして機能し、
各分野のプロフェッショナルが創造性を発揮する場となっています。
定期的にアートの展覧会なども行われています。

内装はシンプルなミニマリストのデザインで、
大きな窓からは活気のある中に落ち着いた雰囲気を持つ
イエンアカート通りの様子を見ることができます。

奥の方にはプライベートルームと屋外のテーブルもあり、
用途と気分に応じて使い分けができます。

WORKSHOPの料理レビュー:フレンチの新たな解釈
WORKSHOPの特色:シェフClementのこだわりのフレンチ
WORKSHOP Restaurantでは、先ほどご紹介した6つのポリシーに従い、
タイ国内外の生産者と直接協力し、最高の食材を調達するよう努め、
誠実かつ真摯にゲストのために料理することをモットーとしています。
料理はおいしいことはもちろんのこと、
素材や調理方法にもこだわり健康に配慮しています。
私は特に素材の味を引き出す「塩加減」が本当に上手だと感じます。
タイは比較的、塩味の強い料理が好まれる傾向がありますが、
WORKSHOP Restaurantでは、素材の味を最高に引き出す塩加減で調理されていると感じます。
WORKSHOPの必食メニュー:シェフのおすすめ
私は初めて伺った際は、料理の全体的な様子を見たかったのでランチセットを注文しました。

セットメニューの他にもアラカルトもあり、
シェフの渾身の一皿が詰まったSincere Diningメニューもあります。

私と夫は3コースを注文し、
お酒はそれぞれグラスワインの好きなものを1杯ずつ注文しました。
食事の最初には、フランスパンとカナッペが出ます。

カナッペはチーズとツナでした。
軽い食感と味で、これから来る食事に期待が膨らみます。
3コースの最初の前菜は、私は好物の海老にしました。
見た目にも鮮やかで美しく、思わず歓喜の声が溢れます。

海老は火加減が難しいのですが、
絶妙なバランスで料理されており、思わず目をつむって味わいます。
夫はCrab and Prawn Bisqueを注文。
見た目はとってもシンプルですが、
運ばれてきた瞬間、上品な海老と蟹の香りが漂います。

そしてメインコースは、私は好物のダック・コンフィ。

表面はパリパリ、中はジューシー。
ソースの味もくどくなく、鴨肉を引き立てるおいしさです。
夫は牛ほほ肉の煮込みに。
じっくりと煮込んでいて、口に入れるととろけます。

赤ワインとの相性もばっちりで、
添えてあった野菜も自然な甘みが強く、マッシュポテトも絶品でした。
最後のデザートですが、私は甘いものはあまり食べないのですが、
WORKSHOP Restaurantのデザートは甘さが控えめです。
デザートはアラカルトメニューの中から選択します。

私はSpiced Figにしました。
イチジクのコンポートなのですが、
シナモンの味が香り、甘いものを食べない人でもおいしく頂けます。

アイスクリームは生姜で、アイスなのに口がさっぱりします。
夫は甘党なので、いつもチョコレート系を注文します。
この日はチョコレートムースにしました。

Chocolate Mousseは甘さが抑えられており、飽きることなく完食。
夫は初めて伺ってから、その後も何度か伺っているのですが、
必ずデザートはChocolate Mousseを注文するほどおいしいそうです。
初めての時はセットメニューにしましたが、
それ以降はアラカルトで注文することが多くなりました。
個人的に大好きなメニューをご紹介いたします。
新鮮な蟹をふんだんに使った「蟹のリゾット」です。
蟹は古くなったり処理を上手に行わないと臭いが出ます。

このリゾットは一切の臭みがなく、おいしく頂けます。
ラム肉の煮込みも外せない一品です。
塩味とソースのバランスが良く、口に入れるととろけます。

フランスでは煮込み料理は家庭料理だそうですね。
タコのカルパッチョもおいしい一品です。
シンプルでさっぱりした味わいです。

夫の大好物のビーフカルパッチョは、ナッツがアクセントになった一品。

いろいろなお店でビーフカルパッチョを食べましたが、
このお店のカルパッチョはシンプルな中に深い味わいを感じます。
ぜひ、WORKSHOP Restaurantでおいしい料理の数々を堪能してください。
WORKSHOP Restaurantのドレスコード:何を着て行けば良い?
ドレスコードはありません。
お好きな装いでどうぞ。
WORKSHOP Restaurantでの食事予算:どれくらい必要?
ランチセットは2コースで500 THB。
3コースで650 THBです。
SINCERE DININGは4コースで1,000 THB。
ワインペアリングが600 THBです。
アラカルトは1品350 THB前後からあります。
お酒はボトルワインが1,300 THBからあり、グラスでの注文も可能で270THBからあります。
この他にVAT 7%とサービスチャージが10%掛かります。
WORKSHOP Restaurantのおすすめポイントとマイナスポイント
WORKSHOP Restaurantのおすすめポイント
WORKSHOP Restaurantのマイナスポイント
WORKSHOP Restaurant:総評
ミシュラン星付きのお店で修業を積んだ
シェフ Clement Hernandez氏のこだわりが詰まった料理の数々を
手軽に味わえるのはありがたいです。
ランチはカジュアルな雰囲気で楽しめ、夜はムーディーなレストランになります。
家族、カップル、ビジネスといろいろなシチュエーションでの利用ができます。
イエンアカート通りに住むものとしてはおいしいお店が増えるのはありがたいことです。
WORKSHOP Restaurantの詳細情報:サトーン地区イエンアカート通り
住所:15, 1 Yen Akat Rd, Chong Nonsi, Yan Nawa, Bangkok 10120
連絡先:(+66) 02-634-5850
FB:https://www.facebook.com/WorkshopYenakart
Homepage:https://workshop.co.th/
火~日曜日、11時00分~15時00分、17時00分~23時00分
定休日:月曜日



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