みなさん、こんにちは。
2001年、25歳の時にタイで起業した前田千文です。
「女社長の海外起業と経営と日常生活を語るブログ」にご訪問頂きありがとうございます。
今日は2022年4月にオープンしたばかりの
”TERRA – Contemporary Spanish Cuisine”をご紹介したいと思います。
オープンした時から行きたかったのですが、
お店の場所が私の会社(Sukhumvit 42 Rd.)と自宅(Yenakart Rd.)からはちょっと遠かったので、
なかなか行く機会がありませんでした。
急にお昼にぽっかりと時間が空いたので、急遽予約して行ってきました。
TERRA の歴史とエルブジ
TERRA – Contemporary Spanish Cuisineは冒頭でも述べましたが、
2022年4月にオープンしたばかりです。
場所は元イギリス留学生協会(The Old England Students Association)の2階にあります。
店名のTerraとはスペインのカタルーニャ地方の言語で「土」という意味だそうです。
自然豊かなスペインの豊饒な土地や気候を想像するような名前です。
サンドロシェフ(Chef Sandro Agullera)は、
世界で最も予約の取れないレストランとして名を馳せたミシュラン3つ星のエルブジ出身です。
残念ながらエルブジは2011年に閉店しましたが、
そこで学んだ多くのシェフが世界中で活躍しています。
サンドロシェフは、タイ国ではcentralworldにあるUNO MASで腕を振るい、
そして彼の情熱を注ぎこんだTERRAをオープンさせました。
【レビュー】TERRA – Contemporary Spanish Cuisine
レストランの様子
レストランは元イギリス留学生協会(The Old England Students Association)の2階にあります。
ちょうど、お店の入れ替わり中ということで、TERRA以外の飲食店はなく、
今後ベーカリーや日本食レストランもできる予定のようです。
不安になりながら2階へ向かうと…。
ありました!
ドアを開けると、大きく広がる空間に美しいテーブルセッティング。
今回は一人で伺ったので、サンドロシェフを見ながら食事ができるキッチンの目の前にしました。
私はカウンターで食べるのが大好きです。
シェフが料理を作り出している姿や、
シェフの“魔法の手”から繰り出される料理の美しさなど、
カウンターならでは味わえる醍醐味です。
それでは、早速お料理をいただきましょう!
肝心の料理はどうか?
私はランチタイムに伺いました。
ランチはコース料理になっており全部で3品です。
スターター、メイン、デザートとなっています。
ディナーもコース料理になっており、全部で8品です。
料理に合わせて6グラスのワインペアリングも可能です。
メニューは定期的に変わり、2週間~3週間で変更するそうです。
私が伺った日のランチは前菜が4品。
メインは3品。
デザートは3品から選びます。
食事に合わせて、お好きな飲みものをどうぞ。
コースの最初は、パン(Payes bread)と
ニンニクのプラリネ(Charcoal garlic paraline)をいただきます。
パンもニンニクのプラリネもサンドロシェフが一から作っているそうです。
パンは1日かけて作り、ニンニクのプラリネは5日もかかるそうです。
おすすめの食べ方は、最初にニンニクのプラリネでパンを食べ、
その後にオリーブオイルと塩で食べるのが良いそうです。
パンは目の前で炭火で焼いてくれます。
大変香ばしく口に含むと小麦の香りと甘さ、そして炭の香ばしさが鼻腔を抜けていきます。
このままだと、パンだけを食べてしまうので、ニンニクのプラリネをつけていただきます。
ニンニクのプラリネは口の中でまったりと絡まり、これまた食が進む味です。
ニンニクのプラリネは、TERRAでしか味わえないと思います。
気が付いたらパンを全て食べてしまい、お代わりを頂きました。
オリーブオイルとお塩で頂くと、お塩なのに甘みを感じ、これはまた違ったおいしさです。
不思議な言い方ですが、リフレッシュされる感じです。
目の前で料理が開始され、ワクワクしながら待ちます。
ここで、待ちに待った前菜の登場です。
私は前菜4品の中からTuna Tiradito & Escalivadaを選択。
Tunaは鉄板焼き(a la plancha)で調理されます。
彩を考えて盛り付けされ、思わずお皿を回して見てしまいました。
コーン、パプリカ、ナスが乗っており、甘み、酸味、塩味、辛味が混ざりあり、独特の味わいです。
コーンの食感がアクセントになっています。
Tuneの断面も美しく、表面の網焼きの食感と中身の柔らかな食感が絶妙です。
サンドロシェフ曰く、白ワインとの相性が抜群ということでしたが、残念ながら仕事の途中…。
ワインはグッと我慢しました。
スターターが終わるとメインに備えてシャーベットで口直しです。
この日のシャーベットはパプリカのシャーベット。
上にはオリーブオイル。
日本人的にはシャーベットにオリーブオイルをかけるという発想はないですが、意外と合います。
スペインの方はオイルの使い方が本当にお上手だと感じます。
メインコースは3品のうち、セビリア牛ロース(Sevilla Beef Loin)を選択。
セビリア地方はスペインの南部にあり、美食の街として有名です。
いろいろな牛肉がありますが、肉質は和牛のような柔らかな感じではなく、程よい弾力を感じます。
どことなく野性的な感じがします。
脂質はあっさりとしていて、しつこさはありません。
キヌアとマスタードと合わせると、キヌアの塩味とマスタードの辛味が合い“調和”します。
これは、軽めの赤ワインに合いそうです。
最後はデザートでこの日の“旅”を締めくくります。
私は甘いものが苦手で、毎回最も甘くないデザートを注文するようにしています。
デザート3品の中から選んだのは、スタッフがおすすめする“Carrot”。
カタルーニャ地方のお菓子で、上はカラメライズされてパリパリ、中はアイスクリームなのですが
冷たさとアイスの硬さ、ほのかな酸味という感覚です。
ほのかににんじんの甘さを感じ、酸味とほのかな苦みのマーマレードがおいしい一品でした。
甘さはちょうどよく、甘いものが苦手な人でもおいしく頂ける一品でした。
それぞれの料理がサーブされる際には、詳しい料理の説明があり、
またスタッフの方やサンドロシェフとのお話はとても楽しい時間でした。
今、このブログを書きながら、今度は夫を連れて行こうと次回の訪問を想像しているのでした。
ドレスコード
ドレスコードは特にありません。
お好きな装いでどうぞ。
食事の予算
料理は以下の料金となります。
ランチ: 3 コース (1,290 THB)
ディナー: 8 コース (3,390 THB)
ワインペアリング: 6 グラス (1,890 THB)
TERRA~おすすめポイントとマイナスポイント
おすすめポイント
マイナスポイント
TERRAの情報
場所: 1938 Old England Students Association 2nd Floor, New Petchburi Road, Bangkapi, Huai Kwang
EssoとSHELLの間です。左手にESSOを過ぎたらすぐ左です。
広い駐車場を抜けていきます。
Tel. 094 692 6282
Facebook: bangkokterra
IG: bangkokterra
line ID: @911frafc
URL: https://www.bangkok-terra.com/
営業日:火曜日~日曜日(月曜休業)
営業時間: 11.30 – 14.30(ランチ)/ 18.00 – 21.30(ディナー)
駐車場:あり
その他:予約時にデポジットが掛かります。
私の時は500THBでした。
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