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バンコクのミシュラン一つ星レストラン:Maison Dunandとその世界的シェフArnaud Dunandのフランス料理

みなさん、こんにちは。

2001年、25歳の時にタイで起業した前田千文です。

「女社長の海外起業と経営と日常生活を語るブログ」にご訪問頂きありがとうございます。

今日ご紹介するのはSathorn Soi 10(通称:Soi Sueksa Witthaya)にある

ミシュラン一つ星を獲得した「Maison Dunand」です。

Sathorn Soi 10は最近、多くのレストランがオープンし、話題のスポットになっています。

ビジネス街にも近いので連日多くの人に賑わっています。

今日ご紹介するMaison Dunandは、

マンダリンオリエンタルホテルのフレンチレストラン

「Le Normandie」のヘッドシェフだった

Arnaud Dunand(アルノー・デュナン)シェフがオープンしたレストランです。

Maison Dunand
メニューにはArnaud Dunandシェフの故郷が描かれています。

それでは、早速ご紹介いたします。

目次

バンコクのミシュラン一つ星レストランMaison Dunandの魅力

Arnaud Dunandシェフは、フランスのサヴォワ地方出身のフランス料理の名匠で、

バンコクのレストラン界をリードしています。

Arnaud Dunandシェフの料理への情熱は幼少期に始まり、

世界的に有名な厨房で働く機会を得たことで、

彼の料理人としての旅が始まりました。

Maison Dunand
Arnaud Dunandシェフ

彼は2012年にバンコクのLe Normandieの厨房を指導し、

伝統的なフランス料理の技法と最高の食材を融合させ、

ミシュラン2つ星を獲得しました。

Maison Dunandの内装と雰囲気:バンコクの高級フレンチレストラン

Maison Dunandは、賑やかなSathorn Soi 10に面しており、

自然と調和した一軒家のレストランです。

Maison Dunand

敷地内には、今日ご紹介するミシュラン一つ星のMaison Dunandと、

カジュアルダイニングのAlpea Bistroがあります。

まず入り口を入ると、正面にAlpea Bistroがあります。

Maison Dunand
お庭との調和が美しいAlpea Bistro

奥に進んでいくと今日の目的地であるMaison Dunandがあります。

Maison Dunand
左手がMaison Dunandです。
Maison Dunand
Maison Dunandの入り口の側にある中庭。

周りはビジネス街で高層ビルも多いのですが、

Maison Dunandの敷地に入ると、

まるで誰かのおうちに招かれたような、気持ちにさせてくれます。

レストランの名前が“Maison Dunand(=Dunandの家)”ですので、

Dunandシェフのご自宅でおもてなしをされているという感じがします。

華美な感じはない中にも、整然とした美しさを感じます。

Maison Dunandの中に入ると、落ち着いた照明と暖かな木のぬくもり、

そして大きな明るい窓が、店内の美しさを引き立てます。

Maison Dunand
美しいテーブルセッティング

着席し周りを見渡すと、美しさはさらに増し、

これから経験するであろう美食の旅に胸が高鳴ります。

バンコクのMaison Dunandレストラン:詳細なレビューと評価

Maison Dunandの特色:世界的シェフArnaud Dunandの旅から生まれる独創的なフレンチ料理

Maison Dunandでは、彼のサヴォワ地方のルーツに忠実な料理を提供しながら、

世界中を旅して得たインスピレーションを取り入れた独創的な料理を提供しています。

創り出される料理は、食材の季節感、テロワールの尊重、

そして食材の組み合わせの実験に重点を置いています。

Arnaud Dunandシェフは地元タイ北部の生産者から、

日本やフランスの小規模で持続可能な生産者まで、

食材の純粋な風味を尊重しながら、

料理を通してこれらの食材にスポットを当てています。

Maison Dunandでは、Arnaud Dunandシェフが料理の基礎と哲学を融合させ、

料理を洗練された親しみやすい方法で提供しています。

すべての料理にはそれぞれの物語があり、

すべての食材にはそれぞれの場所と「存在意義」があり、

すべての風味は口の中でハーモニーとバランスを生み出すために精密に計算されています。

それは、まさにマジックです。

Maison Dunandの料理レビュー:ミシュラン一つ星の味わい

今回はディナータイムに伺いました。

ディナーは7コース(4,900 THB)と10コース(7,900 THB)2種類あります。

メニューのタイトルは“Racines et Voyages(ルーツと旅路)”とあり、

これからの食事が旅であることを伺わせます。

Maison Dunand

なおメニューは1か月ごと変わるそうです。

7コースは、メニューの「スプーンのマーク」を除外しており、

10コースはメニューに表示されている料理がすべて提供されます。

量や味付けの加減がわからなかったことと、

私はチーズが苦手なため7コースを頂きました。

また料理に合わせて、ワインペアリングも可能です。

Maison Dunand

ワインペアリングは4グラス(3,200 THB)と6グラス(4,900 THB)があります。

私は最近お酒が飲めなくなってきたので、夫だけがワインペアリングを注文しました。

席についてしばらくするとアミューズが出てきます。

テーブルに置かれた瞬間、日本人としては馴染みのある“醤油のにおい”です。

Maison Dunand
醤油が香るアミューズ

いよいよ、Voyage(旅)の始まりです。

最初は“Ratatouille, Eel, Nettles”です。

温かいものは温かく、常温のものは常温で提供されます。

Maison Dunand
Ratatouille, Eel, Nettles

ぬくもりのある器に、シンプルながらも上品な食器です。

甘み、塩気、酸味のバランスが良い一品です。

お次は、“Basil, Goat Cheese”です。

ヤギのミルクの濃厚な味わいとバジルがアクセントになっています。

ヤギのミルクもバジルも個性がありますが、

お互いの個性を尊重し高めあっているようなお味です。

Maison Dunand
Basil, Goat Cheese

なお、食事中にパンが提供されますが自家製です。

バターも自家製です。

この日のバターは、塩味、トマト味、海苔入りと個性的でした。

私の勝手な思い込みですが、

品質の良いバターほど溶けるのが早いと思っていて、

Maison Dunanのバターはよく溶けました。

もちろん、全部頂きましたよ。

Maison Dunand
自家製のパンとバター

3品目は、“Brittany Crab, Tagete”です。

フランスの北西部ブルターニュ地方は海に面した街で新鮮な魚介類が有名です。

そのブルターニュ地方の名産の一つであるブラウンクラブを使った美しい一品です。

Maison Dunand
Brittany Crab, Tagete

お花畑に見立て、季節の花が彩を加えます。

夫は7品食べた中で、この料理が一番好きだったようです。

4品目は“Oyster, Anis”です。

オイスターはフランスのユタ産です。

アニスソースに、日本人としてはなじみが深い出汁が口いっぱいに広がります。

Maison Dunand
Oyster, Anis

5品目は“Wild caught Cod, Tomato”です。

Maison Dunand
Wild caught Cod, Tomato

少しスパイシーなトマトテイストで、鱈の脂をさっぱりとしてくれます。

右にある赤いのは「もみじおろし」で、

出汁が効いており和のテイストを取り入れています。

トマトと出汁が合うのが私的には意外でした。

6品目は“Mushroom, Yellow Wine”です。

Maison Dunand
Mushroom, Yellow Wine

大きなラビオリなのですが、中には数々のマッシュルーム。

ポッチーニを始めとしてトリュフの香りが広がります。

そして、メインは“Beef Short Rib, Artichoke”です。

メインは2種類あり、“Pigeon, Rocket”と選べるのですが、

私も夫もBeefを選択しました。

Maison Dunand
Beef Short Rib, Artichoke

ビーフはオーストラリア産です。

低温調理で5時間かけ調理しており、ナイフの必要がないほど柔らかかったです。

アーティチョークのほのかな苦みが牛肉と合い、味がまろやかになるのを感じます。

ここで食事は終わりで、デザートの前にお口直しのシャーベットを頂きました。

この日のシャーベットは“ジントニックとチェリー”。

Maison Dunand

甘さはかなり抑えられており、

目の覚めるような酸味とジントニックで口がリフレッシュされます。

甘いものに詳しくない私は、これが本日のデザートと思ったほど。

もう食事が終わったと待っているとデザートが来ました。

見た目が鮮やかな“Strawberry, Buckwheat”です。

Maison Dunand
Strawberry, Buckwheat

ほんのりと甘いアイスクリームにイチゴの甘さと酸味、

そして蕎麦粉の風味が広がります。

過去に蕎麦粉のクレープは食べたことがあるのですが、

蕎麦粉の風味がするアイスクリームは食べたことがなかったので新鮮でした。

こうして、最後にコーヒーを飲んでいたところに、プチフールが来ました。

Maison Dunand
上:アップルタルト、左:レモンタルト、右:アプリコット

かわいらしい木の器に入っており、目にも麗しいです。

お腹がいっぱいだったので、お持ち帰りし、

次の日のコーヒータイムに夫婦で仲良く頂きました。

こうして私の「“Racines et Voyages(ルーツと旅路)」は終わり、

幸せな気分で家路につきました。

Maison Dunandへの訪問:適切なドレスコードと服装ガイド

特にドレスコードはないようですが、

お店への敬意を払いスマートカジュアルが良いと思います。

私が伺った時は、男性はジャケットを着用しており、

女性も華やかさの中に洗練された装いの方が多かったです。

Maison Dunandでの食事:予算と価格ガイド

ランチは6コースで2,600 THBです。

ワインペアリングは2グラス1,400 THBです。

ディナーは7コース(4,900 THB)と10コース(7,900 THB)2種類あります。

ワインペアリングも2種類あり、

4グラス(3,200 THB)と6グラス(4,900 THB)があります。

アラカルトはありません。

この他にVAT 7%とサービスチャージが10%掛かります。

Maison Dunandのおすすめポイントとマイナスポイント

Maison Dunandの見逃せないポイント:ミシュラン一つ星レストランの魅力

オーナーシェフでミシュランを獲得したArnaud Dunandシェフが料理。

どの料理も手が込んでいておいしく、かつ美しい。

食事を通じて、いろいろな国の雰囲気を感じる。

食事を通じて創造性が掻き立てられる。

ランチ営業も行っている。

サービスが洗練されていて気持ちが良い。

Dunandシェフの邸宅に招かれているような、落ち着いた雰囲気。

バレットパーキングがある。

BTSの駅から近い。

Maison Dunandの注意点

お値段が高いため頻繁には行けない。

Maison Dunandの総評:バンコクのミシュラン一つ星フレンチレストラン

今日はSathorn Soi 10にあるミシュラン1つ星を獲得したMaison Dunandをご紹介しました。

Dunandシェフの故郷であるフランスのサヴォワ地方のルーツに忠実な料理を提供しながら、

世界中を旅して得たインスピレーションを取り入れた独創的な料理は、私たちを旅に誘います。

口の中で感じるいろいろな国の“風”は、楽しくもありエキサイティングな経験でした。

毎日ミシュランの食事は無理だとしても、

同じ敷地にあるAlpea Bistroはカジュアルなレストランなので、

次回はコチラのレストランにも行ってみようと思います。

Maison Dunandの詳細情報:Sathorn Soi 10 (Soi Sueksa Witthaya)の場所とアクセス方法

住所:55 Soi Sueksa Witthaya, Silom, Bang Rak, Bangkok 10500

連絡先:(+66)0656390515

FB:https://www.facebook.com/maisondunandbkk/

Homepage:https://maisondunand.com/

オートリザーブでテーブルを予約する場合はコチラから

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営業時間

月~金曜日 17:30~21:00

土・日曜日 12:00~14:30、17:30~21:00

駐車場:あり(バレットパーキングサービスあり)

このブログは英語、タイ語、中国語でも配信しております。

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