みなさん、こんにちは。
2001年、25歳の時にタイで起業した前田千文です。
「女社長の海外起業と経営術を語るブログ」にご訪問頂きありがとうございます。
今日はミシュラン1つ星のSavelbergをご紹介したいと思います。
以前はWitthayu Rd.にありましたが、2021年6月にYenakart Soi 2に引っ越してきました。
実はこのお店は、先日ご紹介したDon Asadoの斜め前にあります。

以前から気になっていましたが、意外と近所にあると行かないものです。
土曜日のみLunch courseがあるということで行ってきました。
Savelberg ~ オランダ人シェフHenk Savelberg氏が2014年に開業
Savelbergはオランダ人シェフのHenk Savelberg氏が
バンコクに2014年に開業したミシュラン一つ星のフランス料理店です。

以前はWitthayu Rd.にありましたが2021年6月にYenakart Rd.に移転し、
一軒家の邸宅のようなレストランになりました。

Savelbergは2022年度のミシュランガイドで初めて一つ星に選出されました。
これから出てくる料理に期待が持てます。
レストランの様子について
真っ白な外観にマッチした、真白なテーブルクロス。
家具は白と黒のモノトーン。
スタッフの方も黒い制服を着用し、目に見えるものすべてがアートです。
テーブルの感覚も広めにとられており、かなりゆったりとした配置です。
窓からはお庭が見え、まるで一枚の絵のようです。
小鳥たちが代わる代わる木々にやってくるのですが、それを見ているだけでも心が和みます。

シンプルで無駄のないところにお店のこだわりや美学を感じます。
肝心の食事はどうか?
食事はランチとディナーに分かれています。
なおランチは土曜日のみです。
ランチは次のようになっています。
となっています。
ワインペアリングはないようですが、
料理に合わせておすすめのワインを教えてくれます。

私達は、6コースは多すぎて食べられない可能性が高いのと、
伺った日が土曜日だったので土曜日のみ提供のランチ(3コース)にしました。
3コースは、前菜、メイン、デザートという内容になります。
前菜は3種類、メインも3種類、デザートは3種類あり、それぞれ好きなものを1種類ずつ選びます。

前菜が来るまでの間「アミューズ(Amuse Bouche)」がサービスされます。


この日は、4種類のAmuse Boucheでした。
私はこのAmuse Boucheを楽しみにしているのですが、
私以外でも楽しみにされている方は多いのではないでしょうか?
このアミューズを食べると、これからどんな料理が出てくるのかが期待が高まります。
私が伺った日の前菜は「フォアグラ」、「Blue Crab」そして「Tomato」でした。
夫はフォアグラを頂き、私はBlue Crabを選択しました。
そういえば、夫は先月行ったLe Normandieでもフォアグラを選択していました。


フォアグラは、素材の良さを引き立てるシンプルな味わいだったそうです。
夫はミディアムボディの赤ワインと頂きました。
ワインと合わせるとよりフォアグラのうまみが引き立つそうです。

私はBlue Crabを選択しました。

上の白い層は「Cream Fraiche」。次はアボカド、カニ、トマトと4層になっています。
上に乗ったキャビアがカニの塩味と相まって、
アボカドのクリーミーさとトマトの酸味が彩を添えます。
夫がお皿を見て

このお皿は洋食器じゃなくて、なんとなく和食の食器を感じるね
と。
確かに日本の「金継ぎ」を思わせるような食器でした。
マナー違反ですが、思わずお皿の裏を見たら…。
「KINTSUGI」と記載されており、本当の意味の金継ぎではありませんが、
日本の金継ぎからインスパイアされた食器というのがわかりました。
続いてはメインコースです。 夫は「Wagyu Hanger Steak」をミディアムレアで。

添えてあるParsnip(パースニップ)と合わせて食べると、風味豊かな味わい。
私も分けてもらいましたが、初めて食べた野菜でした。
味はフェンネル(Fennel)と似ています。
ソースはヨーロッパ唯一のしょうゆ醸造会社の「Tomasu soya sauce」を使っていました。
私は大好物のホワイトアスパラガスを頂きました。
シェフの故郷であるオランダ産だそうです。

ヨーロッパでは春の訪れを感じさせる野菜の一つです。
マッシュポテトとBeurre Blanc Sauceで頂きます。
どうしても、特定の季節しか食べられないとなると、つい食べてしまいます。
最後のデザートは、夫は「Forest Mushroom」を選択。
ホワイトチョコレート、バニラとヨーグルトムース、
ピスタチオのスポンジ、マシュマロなど、ボリュームがある一品です。

見た目は完全に毒キノコっぽいですが、ポップでかわいらしい見た目です。
甘いものが好きな人には、良いかもしれませんが、苦手な私には食べきれないと思います。
甘党の夫は当然ながらおいしくいただきました。
私は、Baiser Pappollionにしました。
チョコレートムース、ゆず、オレンジなどのデザートです。
中央に甘酸っぱいオレンジが入っており、チョコレートの甘さを中和して、さっぱりといただけました。

雰囲気なのか、ゆったりと食事をしたせいなのか、結構おなかがいっぱいになるから不思議です。
デザートが結構甘かったので、コーヒーを頼んで、飲みながら頂きました。
カヌレとクッキー、チョコレートがありましたが、食べきれなかったので持ち帰りました。
気が付いたら結構な時間が経過していました。
食事だけではなく、食器の美しさや、サービス、
そして空間を楽しむということに時間を遣えたのはとても贅沢だなぁと感じました。
ドレスコードについて
ドレスコードは「スマートカジュアル」です。
女性についての記載はないですが、
男性は長いスラックスとつま先の見えない靴を履いてください、との事です。
食事の予算
食事の予算ですが、セットメニューの価格は下記のとおりです。
セットメニューのみで、アラカルトはありません。
・3コース(2,500 THB)
・6コース(4,650 THB)
・6コース・ベジタリアン(3,650 THB)
・6コース(4,650 THB)
・6コース・ベジタリアン(3,650 THB)
※上記金額のほかにサービス料とVAT 7%が掛かります。
※予約時にデポジット1,000 THB/1人が掛かります。
私が伺ったときは、ランチ3コース2人分、
赤ワイン2杯、白ワイン2杯、コーヒー2杯で9,200 THBでした。
レストランの情報
場所:Yenakart Rd. Soi2
Homepage:https://www.savelbergth.com/
営業日: 月曜日~土曜日 (日曜定休)
ランチ:12~2:30 pm (土曜日のみ)
ディナー: 8:00 – 10:00 pm.
駐車場:あり



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