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日大通信の法律学科の単位取得方法(レポート、メディア、スクーリング、科目修得試験)と履修スケジュール

みなさん、こんにちは。

2001年、25歳の時にタイで起業した前田千文です。

「女社長の海外起業と経営術を語るブログ」にご訪問頂きありがとうございます。

今日は日本大学通信教育部(通称:日大通信)の

法律学科を1年次入学で4年間で卒業した私がどのように単位を取得したかや、

履修のスケジュールを解説したいと思います。

目次

日大通信の単位の取得方法

私は法律学科を卒業したのですが、

他の学科(8学科)も共通しているのは単位の取得方法です。

なお単位は1科目で2単位のものと、4単位のものがあり

4年で124単位以上、取得しなければいけません。

私は128単位取得しました。

単位の取得方法は4つあります。

レポート合格(2通)+科目修得試験

この方法は、1番オーソドックスな方法で「通信課程」らしい方法です。

指定の課題に対し、レポートを2通提出します。

(4単位:レポート2通。2単位:レポート1通)

提出→添削→合格/不合格という流れになり、不合格だった場合は、再提出になります。

添削者からコメントが赤字で書かれますので、その部分を修正し再提出します。

課題に記載されている内容に沿っていないと不合格になり、

当然ながら指定された文字数(例:1600字以上)に満たないと不合格になります。

その後、科目修得試験を受けて合格すると単位取得となります。

科目修得試験は1年に数回、東京、大阪を始め地方都市でも行われています。

私も過去に2回(会計学、保健体育1)、受けています。

実はこの

「レポート合格(2通)+科目修得試験」が最も費用が安く済む方法です。

また、レポートを書く良い点は後述いたします。

スクーリング+スクーリング(or メディア授業+メディア授業)

スクーリングは最も

私(前田千文)
大学に通っている!

と感じますので、可能であれば受講することをお勧めします。

メディア授業でも単位は取得できますが、ライブ講義ではないため

なかなか学習意欲を継続するのは難しい方もいらっしゃると思います。

スクーリングは、通常は通信教育部の校舎を使用しますが

年1回の夏期スクーリング(1期:2日間)は三崎町の校舎を使います。

私が在籍していた当時は、経済学部本館、法学部10号館が使われていました。

夏期スクーリングは1万人以上もの学生が集います。

学食も利用できるのでお勧めです。

大学4年の時は体育実技のスクーリングに参加のため北海道の札幌に出向きました。

この体育実技が在学中一番楽しかったです。

日大通信の体育スクーリング
体育スクーリングの一コマ

私は海外在住者なのでできませんでしたが

東京に近い方でしたら、昼間スクーリングや夜間スクーリング、

そして東京スクーリング(週末開催)も選択肢に入ると思います。

費用面では、スクーリング1講座=10,000円、

メディア授業1講座=20,000円かかります。

費用面では1番高くなる組み合わせです。

レポート合格(2通)+スクーリング(or メディア授業)

個人的には最もこの方法が、単位取得がしやすいと感じました。

レポートを書くことでスクーリングの予習にもなりますし、最もおすすめする方法です。

レポート合格(1通)+科目修得試験+スクーリング(or メディア授業)

私が在籍中は、この方法で単位を取得する方はあまりいませんでした。

この方法は時間もかかりますし、しかも科目修得試験で合格しなければいけません。

4単位の科目でレポートが1通、合格しているのであれば

ちょっと頑張って2通目の合格も目指してほしいです。

レポートを書くメリット

ここでレポートを書くメリットについてご紹介したいと思います。

費用面や学習面などをトータルで考えるとレポートを書くメリットがたくさんあります。

論文を書く際に構成の文章の組み立て方の勉強になる。

理論的な文章の組み立てができるようになるので、卒業論文の練習になると思います。

また社会人であれば報告書やレポートの書き方の練習になると思います。

課題を読み込むことで要点がわかるようになる。

指定配本で配送されてきた教材から課題が出ます。

教材を読み込まないとレポートが書けないようになっております。

何百ページもある本の言いたいことがわかるようになります。

これは仕事上で資料を読む際に大変役に立ちました。

スクーリングの予習・復習になる。

日大通信はスクーリングも数多く行われていますが

昼間スクーリングと夜間スクーリング、東京スクーリング(週末開催)以外は、

2日ほどの短期集中型のスクーリングがほとんどです。

私が在籍していた時は、5日間連続(午前または午後)でしたが

その後3日に短縮され、現在は2日間のようです。

なお、昼間と夜間スクーリング、東京スクーリングは数か月に及びます。

特に地方在住者や海外在住者は、短期集中型のスクーリングに参加することが多いため

事前に予習をしていないと講義そのものについて行くことができません。

先生も予習を前提として講義の構成を組んできます。

事前に教材を読み込み、レポートを書くという行為を通じて

学習したことをアウトプットするため思考の整理に繋がります。

スクーリングもスムーズに受講できると思います。

ここから、私が大学1年から4年までの

履修した科目と単位の取得方法を公開します。

履修した科目と単位の取得方法(大学1年~4年まで)

ここでは1年次入学という事で話を進めていきます。

日大通信は全学科で共通して、124単位以上の単位取得が条件となります。

私は法学部(法律学科)だったので、「卒業論文」については選択制でした。

海外に在住しているということもあり、論文指導を受けることが難しいため私は選択しませんでした。

なお文理学部は必修となっています。

また保健体育は、1年入学および編入問わず必ず履修しなければなりません。

体育実技はスクーリングとなりが在学中で一番楽しかったです。

日大通信の他愛くスクーリングの一コマ
体育のスクーリングは北海道へ。白樺並木をウォーキングしました。

4年間の単位の認定のイメージについて

は日大通信のホームページも参考になるかと思います。

学びのステップと単位認定


大学1年次(36単位)

下記は実際に私が履修した科目と履修方法です。

日大通信で1年次履修した科目
大学1年次の履修科目と履修方法

1年次は、20単位以上が求められている総合教育科目を中心に履修し、

合わせて1年から履修できる法律学科の専門科目も履修しました。

また外国語科目は英語を選択しました。

メディア授業がある場合は、メディア授業を選択しました。

前期に10科目受講し、後期は5科目受講しました。

夏期スクーリングも受講し、東京に2週間滞在しました。


可能であれば、1年次に「夏期スクーリング」に参加しよう!

東京近郊在住であれば、昼間スクーリングや夜間スクーリング、

東京スクーリング(週末)に参加することも可能ですが

地方在住者や私のような海外在住者は毎日大学へ行くのが難しいのが実情です。

スクーリングは年に数回行われますが、

東京で年1回開催される夏期スクーリングがもっとも学生が多くなります。

私が在籍していた時は1万人もの学生が集いました。

スクーリングで出会った学友と試験が終わった後、もんじゃ焼きに行きました。

年齢、経験がバラバラな学友が多いのも通信教育部の魅力です。

もんじゃ「おしお」
年齢や経験を超えて交流できるのが魅力。

夏期スクーリング時には、学友会が主催の学生交流会が開催され、

新規入学者を中心に学部、学科の垣根を越えて知り合うことができました。

この時知り合った学友とは現在も交流が続いています。

また集夏祭(学祭のようなもの)も開催され

1年次には「夜回り先生:水谷修先生の講演会」、

2年次には「戦場カメラマン:渡部陽一氏の講演会」が開催され

在校生は無料で聴講できました。

その他にも多くの学生が集まるという事で、

学科ごとの交流会や講義ごとの交流会が開催され

そこで多くの学友や先生たちと懇親できたことは今でも大きな財産になっています。

大学2年(38単位取得)

大学2年になると専門教育科目(卒業まで82単位以上取得)が増えてきます。

同時に専門教育科目(基礎)(卒業まで12単位)もあります。

メディア授業がある場合はメディア授業を受講しました。

そして、私は法律学科ですので、法律系の科目が増えてきました。

もともとの入学目的が、

私(前田千文)
母国語で法律を学び理解したい

でしたので、専門教育科目はスクーリングに出席することを選択しました。

日大通信で2年次に履修した科目
大学2年次の履修科目と履修方法

大学3年(33単位取得)

大学2年までは、可能な限りスクーリングやメディア授業で単位取得を考えていましたが

次年度(大学3年)のスクーリングとメディア授業の開講日程を見たときに

このままでは4年間で卒業できないという事がわかりました…。

レポートを2通提出し、その後スクーリングに出席し単位を完成させようと計画します。

この時点で、4年間で卒業できるかがかなり怪しくなってきました…。

日大通信で3年次に履修した科目
大学3年次の履修科目と履修方法

大学4年(21単位取得)

なんとか大学4年になったのですが、

1科目でも落とすと卒業できない…という状態になりました。

ただ11月上旬に「卒業見込み」という書類を受け取ります。

日大通信:卒業見込み通知

私は他学部の商学部商業学科の科目をいくつか履修していましたが

(他学部の専門教育科目は30単位まで履修可能)

その中で会計学を履修したのですが、4年次にスクーリングが開講されないことがわかり

「レポート2通の合格+科目修得試験」でしか単位取得の方法がないことがわかりました。

会計学の科目修得試験は12月…。

もし不合格となった場合は翌年の3月に卒業できません…。

日大通信の大学4年次の履修科目と履修方法
大学4年次の履修科目と履修方法

新年を迎え1月下旬に科目習得試験に合格し、晴れて卒業確定となりました。

まとめ

「レポート合格(2通)+科目修得試験」が最も費用が安く単位取得が可能。

「スクーリング+スクーリング」だと地方在住者や社会人は4年間で卒業できない可能性が高い。

レポートを書くことでスクーリングの予習になるので積極的に書こう。

日大通信に在籍していた4年間は、楽しくもあり大変でもありました。

ただ、周りの学友も2足、3足のわらじは当たり前で

仕事や介護、小さなお子さんがいる方などもおり、みんな勉強する時間を工夫しながら励んでいました。

この4年間、やり切ったという事が大きな自信につながりました。

今後、日大通信で勉強する方の参考になれば幸いです。

私は日大通信を卒業した時に

私(前田千文)

社会人で勉強なんて、もう、む…無理だ…

と思っていたのですが、その後大学院へ進学します…

その記事は、以下をご高覧ください。

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